色に香りに摩訶不思議
★
「お~い、ばかハサマ? 馬鹿、おバカ? 大丈夫?」
――あぁ~もう! ヒトのこと、馬鹿ばかバカ言いやがって! ちょっとイジメてやる!
「救急車呼んでください。顔面痛くて目が開けらんなくなりました。後頭部強打してノウシントウを起こしました」
「うん、分かったわ。今すぐ霊柩車を呼んであげるわ」
「って、生きてるし!!」
「何だ、やっぱり何ともないんじゃん」
「食えないカマボコだなぁ」
「だから、あたしをカマボコって呼ぶな!! それに、乙女をつかまえて食えないとか、それ、セクハラだし」
「え? カマボコってさ、女子だったの? あんまりカマボコ板だからさ、てっきり女装男子かと思ってた」
「バカ……馬鹿……あたしの気持ち、少しもワカンナイくせに……」
「は? カマボコの気持ち? 夕月カマボコ美和の気持ち?」
「ばか、バカ、馬鹿ぁ~!! 大っ嫌い!!」
★
「お~い、ばかハサマ? 馬鹿、おバカ? 大丈夫?」
――あぁ~もう! ヒトのこと、馬鹿ばかバカ言いやがって! ちょっとイジメてやる!
「救急車呼んでください。顔面痛くて目が開けらんなくなりました。後頭部強打してノウシントウを起こしました」
「うん、分かったわ。今すぐ霊柩車を呼んであげるわ」
「って、生きてるし!!」
「何だ、やっぱり何ともないんじゃん」
「食えないカマボコだなぁ」
「だから、あたしをカマボコって呼ぶな!! それに、乙女をつかまえて食えないとか、それ、セクハラだし」
「え? カマボコってさ、女子だったの? あんまりカマボコ板だからさ、てっきり女装男子かと思ってた」
「バカ……馬鹿……あたしの気持ち、少しもワカンナイくせに……」
「は? カマボコの気持ち? 夕月カマボコ美和の気持ち?」
「ばか、バカ、馬鹿ぁ~!! 大っ嫌い!!」
★