色に香りに摩訶不思議
★
「ねぇ、ハサマ君?」
「鴇田さん、なぁ~に?」
――鴇田さんとボク、今は閉め切った防音設備に囲まれた放送室に二人っ切りなんだけど……鴇田さんから薫る香り、すっごくイイ匂いみたいな……
「ハサマ君って何か香水とかつけてるの?」
「は? ボク、何もつけてないよ」
「じゃあ、ハサマ君の体臭みたいな?」
「げっ! もしかしてさ、ボクって汗臭かったり、青臭かったり?」
「あはは! 青臭かったりってナイスボケだわ」
「鴇田さん? ボク、もしかして臭いとか?」
「ん~ん、すっごくイイ匂いがするの」
――鴇田倫子さん、何だか知らないけれど真っ赤な顔をして、まるで恥ずかしくて照れまくりみたいな赤ら顔になってるし……
「へ? ボクがイイ匂い?」
「うん、とってもイイ匂いがするのよ」
「イイ匂いって……どんな匂い?」
「もちろん、ハサマ君のイイ匂いに決まってるじゃない」
「えっと? 何が言いたいんだかさ、全然ワカンナイし……」
そう、鴇田倫子さんの説明だと、何が何だか、サッパリ解せないボクだったりするからマイッチング。
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「ねぇ、ハサマ君?」
「鴇田さん、なぁ~に?」
――鴇田さんとボク、今は閉め切った防音設備に囲まれた放送室に二人っ切りなんだけど……鴇田さんから薫る香り、すっごくイイ匂いみたいな……
「ハサマ君って何か香水とかつけてるの?」
「は? ボク、何もつけてないよ」
「じゃあ、ハサマ君の体臭みたいな?」
「げっ! もしかしてさ、ボクって汗臭かったり、青臭かったり?」
「あはは! 青臭かったりってナイスボケだわ」
「鴇田さん? ボク、もしかして臭いとか?」
「ん~ん、すっごくイイ匂いがするの」
――鴇田倫子さん、何だか知らないけれど真っ赤な顔をして、まるで恥ずかしくて照れまくりみたいな赤ら顔になってるし……
「へ? ボクがイイ匂い?」
「うん、とってもイイ匂いがするのよ」
「イイ匂いって……どんな匂い?」
「もちろん、ハサマ君のイイ匂いに決まってるじゃない」
「えっと? 何が言いたいんだかさ、全然ワカンナイし……」
そう、鴇田倫子さんの説明だと、何が何だか、サッパリ解せないボクだったりするからマイッチング。
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