色に香りに摩訶不思議
★
「すっごぉ~い!! ハサマ君の香りに包まれちゃった!!」
――あぁ~あ、上條さんはボクの上着を着ちゃってハシャギ回ってるし……
「生徒会長ばっかりズルイ~!! 早く、早く、早く!! あたしにも着させてください!!」
――あぁ~あぁ~あ……鴇田さんはハシャギ回る上條さんの周りをグルグル回って、上條さんが着てるボクの上着を脱がそうと頑張っちゃってるし……
ボクはといえば、上條麗子さんのブレザーを無理矢理に着させられ、彼女のブレザーにボクの匂いを染み込ませるように命令されて茫然自失と椅子に座っている。
「もう、あたし、ズボンでイイわ」
「う~わ!! 鴇田さん!! 何てことするかな!?」
どうしても上條麗子さんから奪えないボクの上着を諦めた鴇田倫子さん、ボクの制服のズボンを脱がしてくれたのだった。
そして、鴇田倫子さんはボクのズボンをはくと、
「きゃ~!! ハサマ君のイイ匂いがサラウンドで気持ちイイ!!」
と、地団駄を踏むように脚をジタバタさせながら大喜びをしているのだった。
――んで、んで、ボクは鴇田さんのスカートを無理矢理にはかされちゃったし……
すっかり女装男子にされてしまったのだが、ブレザーはサイズが小さくてキツイし、スカートは短くてパンツが見えそうだし、身動きできないままチョコンと椅子に大人しく座っているしかないボクだったりする。
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「すっごぉ~い!! ハサマ君の香りに包まれちゃった!!」
――あぁ~あ、上條さんはボクの上着を着ちゃってハシャギ回ってるし……
「生徒会長ばっかりズルイ~!! 早く、早く、早く!! あたしにも着させてください!!」
――あぁ~あぁ~あ……鴇田さんはハシャギ回る上條さんの周りをグルグル回って、上條さんが着てるボクの上着を脱がそうと頑張っちゃってるし……
ボクはといえば、上條麗子さんのブレザーを無理矢理に着させられ、彼女のブレザーにボクの匂いを染み込ませるように命令されて茫然自失と椅子に座っている。
「もう、あたし、ズボンでイイわ」
「う~わ!! 鴇田さん!! 何てことするかな!?」
どうしても上條麗子さんから奪えないボクの上着を諦めた鴇田倫子さん、ボクの制服のズボンを脱がしてくれたのだった。
そして、鴇田倫子さんはボクのズボンをはくと、
「きゃ~!! ハサマ君のイイ匂いがサラウンドで気持ちイイ!!」
と、地団駄を踏むように脚をジタバタさせながら大喜びをしているのだった。
――んで、んで、ボクは鴇田さんのスカートを無理矢理にはかされちゃったし……
すっかり女装男子にされてしまったのだが、ブレザーはサイズが小さくてキツイし、スカートは短くてパンツが見えそうだし、身動きできないままチョコンと椅子に大人しく座っているしかないボクだったりする。
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