kenka2
一人の人間が椅子に座り、
もう一人の人間は机の上に座って
こちらを睨んでいる。
「お前ら、最強軍団の中の二人か?」
「そうとも呼ばれてるわな」
薫はフッと笑うと、髪をかきあげた。
「ようやくか。待ってたぜ?」
「あたし等潰して、上に行く気か?」
「あぁ。面倒くせぇから、二人まとめて
かかって来いよ」
「それは出来ひんな~」
さっきからずっと喋っている女性は、
椅子から立ち上がり薫に近付く。
「繭や。あれから1年たって、
いつの間にか関西弁しか使わないよう
なってしもうた」
「繭…。3段蹴りが有名な奴か」
「油断すんなや。一年坊」
ダッ
薫が突進し、パンチを入れようとする。
繭はそれをよけて蹴りを入れようと
するが、足を抑えられ一発入れられる。
バランスを崩した瞬間に薫が責め、
2発、3発連続で殴ると繭は倒れた。
「うっ!!」
「繭先輩!!」
かけよる一年たち。ユウはヒュー、と
口笛を吹いた。
もう一人の人間は机の上に座って
こちらを睨んでいる。
「お前ら、最強軍団の中の二人か?」
「そうとも呼ばれてるわな」
薫はフッと笑うと、髪をかきあげた。
「ようやくか。待ってたぜ?」
「あたし等潰して、上に行く気か?」
「あぁ。面倒くせぇから、二人まとめて
かかって来いよ」
「それは出来ひんな~」
さっきからずっと喋っている女性は、
椅子から立ち上がり薫に近付く。
「繭や。あれから1年たって、
いつの間にか関西弁しか使わないよう
なってしもうた」
「繭…。3段蹴りが有名な奴か」
「油断すんなや。一年坊」
ダッ
薫が突進し、パンチを入れようとする。
繭はそれをよけて蹴りを入れようと
するが、足を抑えられ一発入れられる。
バランスを崩した瞬間に薫が責め、
2発、3発連続で殴ると繭は倒れた。
「うっ!!」
「繭先輩!!」
かけよる一年たち。ユウはヒュー、と
口笛を吹いた。