幼なじみ恋愛
扉を開けようとして手をとめる。

理恵さんなら聞いてくれるかもしれない。


「あの…」


「あら、言い残した事があるのね?」


「はい。私…素直になりたいんです!でも…なれなくて…」


晴はこんな私をきっといつか嫌いになってしまう。


今まで晴が10回好きと言ったら私はそのうちの1回くらいしか言葉にできない。


いつか晴に飽きられてしまうかもしれない。
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