私と貴方の関係
詠斗side

美羽は…どこかへ行ってしまった。

龍が教室に戻ってきて…黒板を見た。
「え?なんだよこれ。美羽のことばっかじゃん!誰書いたの?」

紗南が…
「私よ。私たち女が美羽を苦しめておいたよ?
だから、これからはあなたの好きなようにすればいいのよ!」

そういっていた。
紗南は親友じゃないのか?

「詠斗、『親友じゃないのか』みたいな顔してるわよ?
親友じゃないからね?」

< 46 / 114 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop