Nerine〜また会う日まで〜


「あぁパシってるから。」



「どういうことですか?」



「同じクラスの下っ端のやつにチャイムがなったらそっこー買いにいかせてんの。俺のこと怖がってるからすぐ買いにいくぜ。」



「あんたそーやってさっぱしられてる人の気持ちちょっとは考えたことあんの?もしかして自分が偉いからあたりまえとでもおもってるわけ?自分の足があんだから自分で買いにいけや。あたしあんたみたいな糞みたいな男大嫌いだから。」



そーゆって広げたお弁当を片付けて屋上からでていく。



はぁー



ちょっと言いすぎちゃったかな。



でもカチンときた。



だってパシるって同じ人間なのみ見下してるってことでしょ?



人間はみんな平等なんだよ。



誰一人とくべつに偉い人なんてあたしはいないっておもってるから。



それに中学のころ自分がいじめられてたからそーゆー人をふやしたくない。



あたしはいじめとか全然平気でされてもなんともおもわなかったけど平気じゃない人がほとんどとおもうから。



あたしは一人でもおおく助けたい。



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