愛してる
ルカの部屋に入ると
無防備にベッドの上で寝ていた。
「また…涙を流している」
ルカはいつも夢のせいなのか涙を流している。
「…んっ。トラ?っよかった。」
ルカは俺の胸へと飛びついた。
小さな体で精一杯俺を求めてる。
「怖かったよ。っグスンっ…トラまでいなくなっちゃいそうで」
ルカは涙をこらえながらそう話してきた。
「大丈夫だよルカ。俺はルカを1人ぼっちにはさせない」
俺はもうこいつを
こいつを襲うすべてからあの時守るってきめたんだ。