愛してる


Side ルカ


「ホントに?いなくならない?」

私はもうたったひとつの色を無くしたくない

それだけだった。



「トラ…いつもみたいにいっぱいして。」


私はトラに“キス”をお願いした。


トラが私に与えてくれる全てが嬉しかった。


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