たった一人の君へ〜二人の運命〜
「京介、ちょっと座って!」

なかなかこっちに来ないから、呼んだ





「どうしたの?加奈、怖い顔してるよ」


京介は多少びびりながらこちらに来ている





そんな怖い顔してる?
自分の顔を手で触る
いけないいけない




心なしか、いつもより離れて京介は横に座った




「京介、今日何か元気なくない?」



「そうかな…いつもと一緒だよ」




うーん
いつもとは違うよ
受験勉強大変だからかな?





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