たった一人の君へ〜二人の運命〜
またそんなこと言うから勉強に打ち込もうとしたのにできないじゃん





落ちたら京介のセイにしてやるんだからっ!
何て、今じゃあそんなことも言えない




京介、寂しいよ




「あたし何にも知らないよ」




「よしっ、ここは俺にまかせろ!
俺が京介誘うから、お前らちゃんと話し合え」



「別にいいよ…そんなことしなくて」



「お前さ、素直になれって。可愛くないぞ」



どうせ可愛くないわよ



「あたしは可愛くないのよっ、だから京介にも愛憎つかされたのっ」



プンっと怒ってみせた






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