たった一人の君へ〜二人の運命〜
なのに、放課後あたしは公園のベンチに座っていた




来ちゃったよ…







初めて京介とここに来た時は、春のポカポカ陽気だった

泣いたあの暑い夏が終わり

京介が東京に行くと言った秋が過ぎて


季節はもうすぐ冬に入る








日が暮れて行くのも早い
夕暮れは終わりに近づいていて、既にやや薄暗くなってきている








久しぶりに来たな…

受験勉強で来ることもなかったし、何より隣の京介がいない






京介…
来てくれるのかな




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