たった一人の君へ〜二人の運命〜
京介も怖かったの?






あたし…
捨てられたってそればかり考えてた
自分のことばっかりでちっとも京介のこと考えてなかった

京介も不安だったんだね






彼女失格だな…
泣いている京介の背中をさすった







「京介、ごめんね」



分かってあげれなくてごめんね
自分のことばかり考えていてごめんね






京介の背中を抱き締めた





温かい
君の体温はいつも温かくて、安心する
ずっと京介の温もりを感じていたい
このままずっと







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