たった一人の君へ〜二人の運命〜
人の家を勝手に使えって言われてもどうすんのよ





「京介、帰ろう」




ここは帰るべきだよね




「でも…
この家の鍵預かってないよ」




そうだ、鍵!
辺りをみるけど、 それらしき物はない




やられた
それこそ勝手に人の家を荒らすわけにいかない





「仕方ない…明日までお留守番だね」




あたしがそう言うと京介は嬉しそうに笑った




「ちょっとあんた、何笑ってんのよ!
まさかあんたもグルじゃないでしょうね!」



京介の首を閉める



「ま、まさか!俺はただ加奈といれるのが嬉しくて笑っただけだよ!
ウグググ 苦しい」






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