たった一人の君へ〜二人の運命〜
しばらくは、そんなふうにダラダラしながら、テレビを見て過ごした






ご飯はさすがに、家にあるものを食べるわけにいかなくて、京介が買い出しに出てくれた

クリスマスだったから一応、チキンとケーキを食べた
京介と二人でご飯を食べるなんて初めてだったから、新鮮でちょっとだけ美幸たちに感謝した






そして、お風呂は美幸に借りるよってメールを打ってから入った





<部屋にスエットがあるから着ていいよ!
京介くんのも適当に着せてあげて
綺麗に洗えよぉ
美幸>





バカっ
何が綺麗に洗えよだ
全く






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