たった一人の君へ〜二人の運命〜
その日、学校は休みで、午後から京介といつもの公園で待ち合わせをしていた





何着て行こうかなぁ
クローゼットを開け、服を選ぶ




メイクしよっ
鏡の前に向かい、化粧ポーチを開けた




あっ、そうだ
眉毛書きがなくなってたのに、買うの忘れてた…






さすがに眉毛なしで外に出れるわけもなく、仕方なくママのを借りることにした





リビングを通って、ママの寝室に向かう

ママは丁度どこかに出かけていていなかった





ラッキー


寝室の化粧台の引き出しを開け、眉毛書きを探している時だった






ん?
名刺?






化粧台の上にあった名刺に目が止まった






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