たった一人の君へ〜二人の運命〜
それからどうやって部屋に戻ったのか覚えてない






泣き叫んで
それからどうしたか覚えてない

それくらい錯乱状態だったんだ






気付いたら部屋のベッドに寝かされていた



気を失ったのかもしれない





携帯で時間を確認すると、時刻は深夜1時



当たり前だけど京介からの連絡はなかった







明日は大学の合格発表


でもどうでもいい


京介がいなくなった今
大学なんて意味がない






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