たった一人の君へ〜二人の運命〜
駅から30分程度で病院に着いた
3棟からなる大きな病院の向かって左側の棟にお兄さんは入っていく
<救命救急センター>
そう書かれた病棟の自動扉が開くと同時に、病院独特な消毒の臭いが広がった
最初に目についたのはナースステーション
白衣を着た若いナースたちがバタバタと動いている
左側に続いているのは一般病棟のようで、車椅子で通るおじいさんや松葉杖の青年がいた
右側に目をやると
<ICU 集中治療室>
と書かれていた
分厚そうな扉の向こう側は全く見えない
3棟からなる大きな病院の向かって左側の棟にお兄さんは入っていく
<救命救急センター>
そう書かれた病棟の自動扉が開くと同時に、病院独特な消毒の臭いが広がった
最初に目についたのはナースステーション
白衣を着た若いナースたちがバタバタと動いている
左側に続いているのは一般病棟のようで、車椅子で通るおじいさんや松葉杖の青年がいた
右側に目をやると
<ICU 集中治療室>
と書かれていた
分厚そうな扉の向こう側は全く見えない