たった一人の君へ〜二人の運命〜
メモに書いてあったホテルは、病院から近かった

さすがお金持ちの泊まるところだけあって、名の知れた綺麗なホテルだ






チェックインをすまし、部屋に案内されるとすぐにベッドに横になった





朝早くに美幸に起こされ、今まで緊張の糸が張りつめていた







「京介…」

呟くと、ベッドに横たわり動かない京介が思い出された







京介
早く戻ってきてね

あたし待ってるよ








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