たった一人の君へ〜二人の運命〜
「素敵な…夢だね」




その時、小さく聞こえた声


那奈だった






「那奈はお姉ちゃんを応援するよ」




久しぶりに見た那奈の笑顔





「ありがとう、那奈」




あたしも那奈に笑い返した



那奈、あたしたちこれからはちゃんとした姉妹になれるかな?




「勝手にすれば?」





ママは新しいタバコにまた火をつけた




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