たった一人の君へ〜二人の運命〜
第四章 未来へ
あの事故から1ヶ月がたった
♪♪♪♪♪♪
携帯の音
「もしもし?」
「加奈!」
電話は京介からだった
1ヶ月がたち、京介は医者が驚くような速さで回復している
幸い、後遺症が出ることもなく、今は救命病棟から整形外科病棟に移ってリハビリに専念している
「リハビリ終わったの?」
毎日リハビリが終わると近くの公衆電話から電話を掛けてきてくれる
「うん
もうすぐ退院できるって」
嬉しそうな声
「そっか
よく頑張ったね」
「加奈のお陰だよ
遠い東京まで毎週通ってくれたから」
あれから、できるだけ多く、東京に通った
京介のお母さんとは今もまだ多少気まずさは残るけれど、前のように言われることはなくなり温かく迎えてくれていた
お兄さんがうまく橋渡ししてくれたのだと京介が言っていた
♪♪♪♪♪♪
携帯の音
「もしもし?」
「加奈!」
電話は京介からだった
1ヶ月がたち、京介は医者が驚くような速さで回復している
幸い、後遺症が出ることもなく、今は救命病棟から整形外科病棟に移ってリハビリに専念している
「リハビリ終わったの?」
毎日リハビリが終わると近くの公衆電話から電話を掛けてきてくれる
「うん
もうすぐ退院できるって」
嬉しそうな声
「そっか
よく頑張ったね」
「加奈のお陰だよ
遠い東京まで毎週通ってくれたから」
あれから、できるだけ多く、東京に通った
京介のお母さんとは今もまだ多少気まずさは残るけれど、前のように言われることはなくなり温かく迎えてくれていた
お兄さんがうまく橋渡ししてくれたのだと京介が言っていた