たった一人の君へ〜二人の運命〜
「加奈が何か言ったのかなと思ってさ」



「んなわけないじゃん。あいつの外見に興味あるわけじゃないんだし」



「だよな…
京介に聞いても、気まぐれだとか言うからさ。
とりあえず、昼休みにでも見に来いよ。
ちょっとした見せ物みたいになってるから」



「分かった」



慎二くんは手を振って帰っていった




見せ物ってどんな感じになったんだろ?
変にイケイケになってなきゃいいけど




何となく気にしながら授業を聞いていた


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