たった一人の君へ〜二人の運命〜
パパの自己破産宣告は、あたしたち家族の破産宣告のように聞こえた




この広い社会の中で、落ちるとこまで落ちていった

ブラックホールにでも放りこまれたかのような、果てのない闇が広がっている

もう抜け出せないんだよって言われているようだった






< 76 / 362 >

この作品をシェア

pagetop