バスケか彼女

序章 彼女との出会い

「はぁ～」この物語の主人公。裕二はこれから神奈川私立閃北高校に入学する。


「はぁ～。なんで俺がこんな私立にいかなきゃなんないんだよ！」主人公の裕二は自分が受けた公立高校をみごとすべておちて、行きたくもなかったバスケ部のない私立へ入ってしまったのである。


「ってかいまどきバスケ部ないとかどんだけふざけた高校だよ！！」


「裕二ぃ～早くしろよ。」友達の高村隼人だ。こいつも俺と同じで受けた高校をみごとにすべておちて閃北へ来た友達である。


「お前よくそんな元気だな。」裕二はなんで？といいたげな顔で言った

「だっていちいちくよくよしてたら高校生活がもったいないじゃん。」

「俺がいってんのはバスケができなくて悲しくないのかって聞いてるんだよ！」


「別にぃ～俺がバスケやってたのはモテると思ったからやってただけだし～」


「はぁ～」裕二はまた大きく溜め息をついた。


「ほらほら！いろいろといってたらついたよ。」

「あぁ～」裕二はいっそのこと逃げてしまおうと思い「わりぃ！忘れもんしたからとってくるわ！」急いで引き返そうとしたら…

ドンッ

「いったぁ～」そこには身長150cmぐらいの子が倒れていた。