青春途上中
「関係ねぇだろ」

あいつが嫌いだ。
あいつも私が、いかすかねぇ。

「タオル貸してやるから拭けよ」

「あ?てめぇのなんか一生いらねぇ」

そのまま横を通りすぎようと伊崎の横をすり抜ける。
後ろに引かれる事に気付き、腕を掴まれているのだ。

「てめぇ、何のつもりだぁ!?離せっ」

「んな格好で歩いてると迷惑なんだよ、バカは本当にバカだな」





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