青春途上中
「篠原って奴は、どいつだぁ!!!!」

その声に教室にいた者は窓から見ている。
一斉に叫んだ奴を睨んでいる。

「最近、多くないか?」

ここ数日、篠原に喧嘩を売ってくる奴が多い。
祥太には、頭に引っ掛かっていた。

「そうっすね。
あの制服とやり合った覚えがないっスよね」

先程のバカ騒ぎから、うってかわって篠原は、叫んでいる奴の方に歩いて行った。






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