青春途上中
「あの子、あんな娘だったんだねぇ」

見た目のギャップと人前の演技する人間は怖いねぇ~。と店長は笑っていた。



次の日、何もなかったかのように配達に俺達の店に入って来た。

「おはようございます。
1260円です」

腕に紅い跡のような痣が、見てても痛いぐらい、くっきり残っていた。

それを気にすることなく俺からのお金を待っている。






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