青春途上中
ただ、黙って突っ立っている。

「何やねん!言いたいことあんなら言えや!」

ほら、座れ!と松橋の腕を掴んで座らした。

それでも何も言わない松橋に短気の高原の沸点のメーターは越えていた。

大きな溜め息を吐き出して怒りを鎮めた。

「おりたいだけおったらええわ…」

「高原は…誰かを赦した事ある?」



●…end………?……●





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