青春途上中
「3年の先輩が狙ってるって噂らしい」

「狙われるのも仕方ないよな。他の女と違って綺麗だよな」

「だよな。
澄ました顔を鳴かしてみたいよな」

下品な笑いに俺は気にくわなかった。

「くだらねぇ事言ってると殴るぞ」

俺の一睨みすれば、そいつらは黙って、これ以上は口にはしなかった。

俺は窓を見上げれば何処かを眺めていた。





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