君へ届くまで
私は意味がわからなかった。

苦しい、苦しいよぉ。


ズキン…ズキン…


「でさぁ今日さぁ」


シュゥゥゥゥッ


話が変わると心臓が痛くなくなる。


「…ハァ」


私は知らぬまにため息をついてた。


「なんでため息つくの?」


「へっ?」


「困ったら私に相談してねッ」


紅瑠美は笑顔で言う。


≪嗚呼、可愛いすぎるよぉ♪≫


私はまた心の中で叫んだ。


やっぱ私、紅瑠美がスキ…

私は心の中で決心した。


「あ、羽柴幼稚園だぁ」


私は叫んだ。


━━━━羽柴幼稚園ハシバヨウチエン。


私の学校では、羽柴幼稚園、

羽柴小学校、羽柴高校、

羽柴大学とつながっている。


ちなみに私達は羽柴中の1年生。


ピカピカの新入りでぇす☆彡


ちなみに柚憂…痛ッッッ

また柚憂君の事考えたら、


心臓が痛くなってきた。


ちなみに柚憂君は、イテテ…


羽柴中の2年生です。


私はテニス部、紅瑠美は

吹奏楽部です。


ちなみに柚憂君は、吹奏楽部の


先輩です、痛ててててぇぇ;;


もう柚憂君の事考えたら、

涙が出るくらい心臓がキューってなる。

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