天然な女の仔×クールで無口な男の仔の物語 〜前編〜
【密歌side】

みんな、電話をし終わったみたい。

「こっちは、手伝ってくれる。」

と、湊が一言。

「こっちも♪」

と、龍夜が一言。

「こっちも♪今、こっちに来るって♪」

と、愛梨が一言。

「わかったわ。準備は、整ったみたいね。」

よし、戦闘準備は、ばっちりみたいね。

「密歌、鬼高の情報手に入れたよ。」

「ありがとう」

「お待たせ〜。」

愛梨に情報をみせてもらおうと思ったら廊下から声が聞こえた。

この声………

耳触りのこの声は、あいつしかいない。

「チッッ」

湊が舌打ちをした。

湊も嫌いなあいつ。

「くるちゃん、急に呼びだしてゴメンね。」

「別に大丈夫よ。」

「湊くん、久しぶり♪」

「こんにちわ」

「相変わらずクールね。」

湊にべたべた触る。

湊に触んないでよ!!


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