天然な女の仔×クールで無口な男の仔の物語 〜前編〜

――――シュッッ

「て、てめぇ……」

――――バタッ

「あ〜あ、密歌に攻撃しちゃダメだろう。なぁ、湊??」

「あいつアホだな」

2人してひどいなぁ〜

「あはは。まぁ、向かってきたやつが悪いでしょ。それに武器なんてずるいでしょ!!?」

私は、バットを持った男に向かって拳をお腹にお見舞いした。

もちろん、見事にヒットした。

そして、あっけなく倒れちゃった。

私は、空手2段、柔道3段、合気道5段の持ち主でもあるから倒れるのは無理はないと思う。

「ゆうすけさん!!よくもゆうすけさんに!!」

「ぜってー許さねー」

「女だからって手加減はしねーぞ!!」

「「「「「「おらぁ〜〜〜〜〜〜」」」」」」

あらら

私がゆうすけさん??って言う人やっつけっちゃったからなおさら怒らせちゃった。

あはは

ってか、こいつゆうすけって言うんだ。

愛梨の情報には載ってなかったし一発でやられたから下っ端の人みたいだね。

でも、さん付けはおかしいな。

幹部ならまだしも………

こいつ、先輩だな。

多分………

確証はないけど………


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