天然な女の仔×クールで無口な男の仔の物語 〜前編〜

「――――ってことなの。」

「そうか。そんなことがあったのか。大変だったな。」

私は、パパと篤夜にすべてあったことを話した。

篤夜は、私が話す前にお茶も持ってきてくれて部屋を出て行こうとしたけど私は篤夜にもこの話を聞いて欲しくて呼びとめた。

パバも篤夜も真剣に聞いてくれた。
「そーなの。で、そのことで少し気になることがあるの。」

「なんだ??」

「これを見てくれる。」

私は、鞄から愛梨に調べて貰った『神(ゴット)』についてまとめた資料と鬼高の資料を出した。

なんて言うかな??

愛梨は、ハッキングとか情報入手とかプロ並みにすごい。

それは、パパも認めている。

その愛梨が調べてもわかんないなんてほんと謎が多いチーム………

「なんだ??」

「鬼高の資料と神(ゴット)についての資料だよ。」

私は、それをテーブルの上に並べた。

「これも愛梨ちゃんが調べたのか??」

「うんそうよ。」

パパは、じっくりと資料をみた。


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