天然な女の仔×クールで無口な男の仔の物語 〜前編〜
「あっっそうそう、密歌ちゃん。」
「はい、何ですか?」
「お花持つの大変だと思うから一応段ボールに入れておいたよ。」
「えっ、そんなことまでしてくれたんですか?」
「もしかして迷惑だったかしら?」
「いいえ全然。むしろ、ありがたいです。」
「よかった。」
真城さんは、満面の笑顔を私に向けてくれた。
可愛い////
「じゃあさっそく車のほうまで持っていきましょ♪」
「そんなことまでしなくていいんですよ。あとは、大丈夫ですから。」
「別に大丈夫よ。気にしないで。」
「わかりました…。」
私は渋々了承した。
真城さんは、こうみえて頑固者。
私と真城さんは、1つずつ段ボールを持って篤夜が待ってる車の方まで歩いて言った。