天然な女の仔×クールで無口な男の仔の物語 〜前編〜
かれこれ15分ぐらいたった。
密歌様遅いなぁ〜
俺は、携帯を閉じ外をみた。
あっっ、密歌様たちだ!!
密歌様と真城さんが段ボールを持ってこっちに歩いてきた。
やっときた。
俺は、車から出ようとシートベルトをとったときだった。
―――――ピカッ
何かが光った。
なんだあれ?
俺は、それをじっとみた。
・・・・・あれ、矢か?
何でこんな街中に矢が?
俺は、その矢をじっとみていた。
矢の先に居たのは、密歌様と真城さんだった。
ヤバイ!!
俺は勢いよく車から出た。
そして一直線に密歌様たちのところまで走っていった。
密歌様のところまで来た矢は、密歌様には刺さらず真城さんに矢の矛先が向かった。
真城さんは矢に気づいてないみたいだ。
刺さったら心臓人差しだ。
ヤバイ!!
俺は、さっきより急いで真城さんのところに向かった。