天然な女の仔×クールで無口な男の仔の物語 〜前編〜


でも、なかった。

どこにいったんだろ?

せっかく真城さんが作ってくれたのに。

私は、また周りをもう一度見渡した。

でも、花束はなかった…

ハァ〜

真城さんにもう一度頼もっかな。

「これもあんたのだろ?」

えっ?

翔流と言う男が花束を私に差し出していた。

「えっ?」

「そこに落ちてた。」

と言い指を指したところは、篤夜が運転する車だった。

「タイヤの近くに落ちてた。」

「あっ、ありがとう。えと…」

「翔流。」

「翔流くん。」

私は、探してた花束が見つかって嬉しかったので満面の笑みで言った。

そしたら…

「///翔流でいい。」

「え、うん。」

なんか顔が真っ赤なんだけど。

どーしたのかな?


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