天然な女の仔×クールで無口な男の仔の物語 〜前編〜

【密歌side】

――――ヒンヤリ

ん…

なんか冷たい…

「ん……」

「密歌?」

湊?

「そ、う?」

「よかった…」

湊がホッとしたような顔をした。

私…

あ、私倒れたんだ…

そっか…

あ!!

――――ガバッ!!

「湊!!結李架たちは!!無事!??…イタッ」

「急に起き上がるなよ…」

「ごめん…」

「大丈夫だ。結李架ちゃんたちは無事だ。今は翔唯斗たちが近くにいる。」

「そっか…よかった…」

そっか…

ほんとによかった…

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