天然な女の仔×クールで無口な男の仔の物語 〜前編〜
「ハァお前らいつの間に…」
「湊一人なんかに密歌を渡さないもんね!!」
「さっききたんだよ。なんか入れる空気じゃなかったしな。」
「龍夜、珍しく空気読むんだな…」
「なっ!いつも読んでるわ!」
「きゃー密歌泣かないで(汗)湊が泣かせたんでしょ!!」
「は?俺じゃねーよ。」
二人とも口論になってるしww
「密歌。俺らは信じてるから。だからあんま自分で何もかも背負うな。な?」
龍夜が隣にきて言った。
龍夜はたまに大人びたことを言う。
「うん!!」
私はとびきりの笑顔で言った。
「「りゅーうーやー」」
「なに密歌を独り占めしてんのよ!!」
「お前ぶっ飛ばすよ?」
「ちょっ(汗)独り占めなんかしてないから(汗)」
龍夜はちょー焦ってた。
「みんな!!ありがとう!!」
私はみんなに向けてまたとびきりの笑顔をみせた。
「「「///」」」
あれ?
みんな顔が赤い…
どうしたのかな?