天然な女の仔×クールで無口な男の仔の物語 〜前編〜
龍夜!!
――――シュッ
――――ゴンッ
「いて!!」
「龍夜!!」
――――バキッ
「うっ…」
よし!!
「龍夜大丈夫!??」
「あぁ。さんきゅー。それより見つかったみたいだな。」
「うん!!記憶にあったおかげで助かったよ。」
私は、龍夜に見つけたものを見せた。
私が見つけたのはパチンコ。
幼いころここで遊んでた私たちは今大切にしてるものをタイムカプセルとして埋めたの。
で、そのとき私が大切だったのかパチンコ。
パチンコは百発百中の腕前だったの。
で、今はパチンコに似てる弓道をしてるわけ。(←似てるか?)
さっきは、見つけたパチンコでそこらへんに落ちていた石で龍夜の背後にいたやつを狙って気を許した隙に龍夜が殴ったわけ。
「てめぇーら!!俺を完全に怒らせたな!!覚悟は出来てんのか!!」
男が顔を赤くして言った。
相当ご立腹の訳だ。
「龍夜!!」
「ああ!!」
私は龍夜を呼んだ。