天然な女の仔×クールで無口な男の仔の物語 〜前編〜
相変わらず凄い。
さすが湊。
湊は、頭がいいからいつも学年首席。
だから、あの問題もスラスラと解けるみたい。
解き終わったみたいで自分の席に戻って行く湊。
座ったと思ったらまた肘ついて窓の外みてるし。
「せ、正解。さすがだな、音宮。」
安藤先生は、参ったみたいでその授業中、1度も湊にはかからなかった。
正解したときの女子全員の声と男子数名の声は、言うまでもない。