天然な女の仔×クールで無口な男の仔の物語 〜前編〜
あれから、午前中の授業は、らくらく終わった。
でも、湊は、午前中ずっと窓の外をみていた。
お昼なのでお弁当の準備をする。
「密歌〜、先に席くっつけておこう。」
「うん、そーだね。」
私たちは、いつも湊たちと食べてる。
湊たちはというと、さっき購買に行った。
「お待たせ〜〜。」
「遅い!!ってか待ってないし。」
「うるせーな!!おまえを待たせた覚えはない!!」
「は??」
「まぁ―――「うるせー!!」」
私が止めようとしたら湊が威圧感たっぷりの声で言った。
未だに不機嫌。
「「は、はい!!すみません!!」」
愛梨と龍夜は、湊に謝った。