天然な女の仔×クールで無口な男の仔の物語 〜前編〜
「いらなーよ!!」
「受け取りなさい。」
「やだって言ってるんだよ!!」
「受け取れ!!」
威圧感たっぷりの声で湊に言った。
さすがの湊も
「ハァ、わかったよ。受け取るよ。」
「最初っからそーしなさいよ。」
「うるせーな。」
「まぁ、亜美落ち着きなよ。それより湊くん、こんにちわ。」
「わかったよ。ってこんなやつに挨拶しなくていいのよ。」
「あ、こんにちわ。雅先輩。姉貴、こんなやつは、余計だ。」
「ほら、亜美帰るよ。じゃあ密歌ちゃん、湊くんバイバイ。湊くん、密歌ちゃんのことよろしくね〜〜。」
「はい。湊、ちゃんと食べろよ!!じゃあ、密歌ちゃんバイバイ。湊のこと頼んだね。」
「はい。さようなら、お姉様。亜美様。」
私は、ペコリと頭下げた。