天然な女の仔×クールで無口な男の仔の物語 〜前編〜

「お前たち、廊下を走っては行けないんだぞ。わかってるのか??」

稜先生が言った。

「「「「「そんなのわかってます!!今、大変なことが起こってるんです!!」」」」」

数名の女子が声をそろえて言った。

「そ、そっか…」

稜先生は、苦笑いで言った。

「何かありましたか??」

私は、数名の女子たちに聞いた。

「大変なんです。すぐに来てください。」

――――ガシャーン

1人の女子が言ったあとにガラスが割れる音がした。


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