天然な女の仔×クールで無口な男の仔の物語 〜前編〜
「そこに弥凪斗と亜李架ちゃんと結李架ちゃんいる??」
『いるけど……それが何??』
「よかった。お前ら今の状況わかんねーの??」
『え!?なんかあったの??』
「ああ。大アリだ。お前ら今、どこにいるんだ??」
『えっと、第1図書室。』
「なんでそんなところにいるんだよ??」
『だって、教室にいるとうるさいんだもん。ここだと防音だし誰もいないじゃん。』
「あ〜、お前らモテモテだもんな。」
『好きでモテてるわけじゃないから。』
「はいはい。好きな仔にモテれば他の仔に興味ないもんな。」
『龍夜さん、うざい。用ないなら切るよ。』
「ちょっと待て。ごめんって。ちゃんと用あるから。」