歌姫はギタリストに恋をした゚*。㊦
「久しぶりだね〜お見舞い」

「そだね」

「慶のやつ…待ってただろーな」


私は、朝から紅と健二と一緒に慶の入院している病院に行った。

エレベーターの中で二人と会話しながら、少しドキドキしている自分がいる…








ガコン…


エレベーターの扉が開き、3人並んで降りる。



この廊下の突き当たり…

その部屋に慶がいる・・・









ガラガラ…


慶の病室の扉を開ける健二。





シャ――‥


私は二人よりも先に部屋に入り、慶が寝ているベッドの周りのカーテンを開けた。











カーテンを開けると、慶は変わらず眠っていた…

私は久しぶりにみる慶の顔をして、安心したように「…こんにちわ」と言った。
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