歌姫はギタリストに恋をした゚*。㊦
数時間後


昼の1時を過ぎた頃…健二に買ってきてもらったファーストフードを、病室で3人で食べている。







「ねぇ、sAra.。これからどっか行きたいところとかないの?」




シェイクを飲みながら、紅が私に聞いてきた。






「実はね…私と健二も、これから二週間休みもらったんだ。」

「え…」


「お前のこと心配だからさ…休みの間は俺らとどっか行かね?二週間なんて、めったに休めねーしさ!」

「別に二週間ゆっくりしたいならそれでもいいんだけどね♪」



紅…健二……







「ありがとう…」


泣きそうになりながら、ハンバーガーをほおばる。







「ねぇね!どっか行きたいとこある!?」


紅がテンション高く言った。
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