歌姫はギタリストに恋をした゚*。㊦
私はトップにそう言って、満面の笑みを返した。






こんなヤツに、腹立てる必要ないよ……

それと、私がこの歌詞に心を痛める必要もない…


だって…慶は死んでないし・・・

ちゃんと生きてるんだから……









ただ…


私は拳を握りしめた。







ただ…

めっちゃ悔しい…


けど泣いたら負けだ。





私は泣くのをグッとこらえ、最後まで打ち合わせに望んだ。




















「sAra.ちゃん大丈夫?」


打ち合わせが終わり駐車場に向かう途中、マッスーが私に話しかけた。
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