歌姫はギタリストに恋をした゚*。㊦
「…うん‥平気……」

「アイツ〜もう少しでぶん殴るとこだった!」


マッスーが歯を食いしばりながら言った。





「私も(笑)」


こんなことなら、私が作詞すればよかった。

こんなありきたりな歌詞より、100倍いいもの書いてやったのに……







「sAra.さ――ん!」




後ろからJINくんが走って来る。





「どしたの?」

「いや…ちゃんと挨拶しようと思って……」


JINくんは息を切らしていた。





「ハハ。そんな気使わなくていいのに…」

「いやっ。sAra.さん先輩だし…その辺はちゃんとしとかないと!」


見かけによらず、JINくんてしっかりしてるんだな…





「わざわざありがとう!」

「いえ…これからよろしくお願いします!」

「こちらこそ」

「…あ!それと・・」


……?
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