歌姫はギタリストに恋をした゚*。㊦
腰を押さえて苦しそうなお父さんに…

慌てながらお父さんの腰をさするお母さん…

そして、救急箱から湿布を取り出す健二……



そんな感じの慌ただしさが収まったのは、それから30分後だった。














「いやあ…お騒がせしました・・・」


頭をポリポリとかきながら、苦笑いをするお父さん。




「本当にすみませんねえ〜ご迷惑おかけしました」


お母さんはそう言って、私たちにお茶を出してくれた。



あれからお父さんの痛めた腰に湿布を貼り、落ち着いたところで居酒屋の二階の健二の実家にお邪魔した。







「いえいえ。こちらこそ驚かせてしまってごめんなさい…」



まさか、お父さんの腰が痛くなるくらいびっくりするとは思ってなかったしな(汗)







「いーんですよ〜!まさか健二が突然帰って来るなんて思ってなかったし…それにsAra.さんまでいるなんて思ってもなかったから…」

「いやあ〜テレビで観るより何百倍も綺麗だわ〜!」


お父さんとお母さんに、じろじろ見られる(汗)
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