歌姫はギタリストに恋をした゚*。㊦
だからね慶…
私決めたよ……
ガチャ
「おおsAra.!久しぶり〜」
「社長〜」
一週間後
慶の故郷から東京に帰宅し、しばらく休み…マッスーがくれた休みもあと1日足らずという今日‥
私は事務所の社長室のドアを叩いた。
「どうだった?二週間の休みは??お前にとって、二週間の休暇なんてデビューしてからなかったんじゃないか?」
「うん、なかった(汗)だからちょっと不思議な感じしたけど…でもすごく有意義な時間を送れた気がした…」
「そうか、良かったな。これからまた忙しくなるが…体壊さない程度に頑張ってくれよ」
「はい」
そう言って、ホットコーヒを入れてくれる社長。
「…はい」
「ありがとう」
ティーカップに入ったコーヒーに、砂糖とミルクをいれる。
ミルクティーより少しブラウンがかった色になったコーヒーを、一口飲む。